令和6年12月27日（金）午前

　まず、臨時閣議の概要について申し上げます。一般案件等５４件、法律の公布が決定されました。大臣発言として、財務大臣から「令和７年度予算の概算等について」、総務大臣から「令和７年度税制改正の大綱について」、これは地方税の部分です。平大臣から「令和７年度の機構・定員の審査結果について」、それぞれ御発言がございました。

　もう一件、諸般の事情が許せば、石破内閣総理大臣は、来年１月９日から１２日まで、マレーシア及びインドネシアを訪問する予定です。日本が重視する法の支配に基づく自由で開かれたインド太平洋の実現や、グローバル・サウスとの連携という観点から、海上交通の要衝かつ世界の成長センターである東南アジアとの協力は不可欠であります。今回の訪問を通じて、２０２５年のＡＳＥＡＮ（東南アジア諸国連合）議長国であるマレーシアのアンワル首相、また、ＡＳＥＡＮ最大の人口・経済規模を有するインドネシアのプラボウォ大統領との間で個人的な関係を構築するとともに、安全保障・経済を始めとする二国間関係や国際・地域情勢の諸課題における連携の強化を確認する機会としたいというふうに考えております。私（官房長官）から以上です。