デジタル関連産業のグローバル化促進のための関係閣僚会議

 令和7年8月27日、林内閣官房長官は、総理大臣官邸で第2回デジタル関連産業のグローバル化促進のための関係閣僚会議を開催しました。

 会議では、デジタル関連産業のグローバル化促進に向けたコンテンツ分野の取組について議論が行われました。

 林官房長官は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました。

「本日は、第2回のデジタル関連産業のグローバル化促進のための関係閣僚会議に御参加いただきました。特に有識者の皆様方、ありがとうございました。御礼申し上げます。
 コンテンツ産業は、正に日本の基幹産業に成長したと考えております。また、日本のコンテンツを目的に観光に訪れる外国人、インバウンドも増えておりまして、外貨の獲得にも貢献しております。これからも国内市場を超えて、グローバル市場の視点での成長産業として、後押し・育成をする必要があると考えております。ゲーム・アニメ・マンガを中心に、顧客訴求力の高い知的財産をお持ちで、デジタル関連産業の中でもコンテンツ産業の競争力は非常に高いものがございます。
 しかしながら、グローバル市場での競争という視点では、やはり官民で連携して世界市場で戦っている諸外国に対して、我々も競争しているという認識が必要になります。今日のゲストでお招きしたお三方からは、海賊版も含めてですね、厳しい国際競争環境の中でデジタルプラットフォームを作っていただいて、一つの知的財産を漫画からアニメ、グッズなどなどまでですね、多角的に展開を行っていらっしゃるなど、海外展開に果敢に取り組むお話を聞かせていただきました。
 こうしたコンテンツ分野における民間事業者の挑戦を政府として強くお支えするためには、やはり知的財産、それから人材、デジタル技術、Web3.0という話もありました。大規模、長期、戦略的なこうしたものに対する支援、これを行って、新分野への官民投資を増大させるということが必要でございます。このためにも、関係府省庁が連携するとともに、政府支援策、これを思い切って充実をさせていただきたいと考えております。今後、第3回の民間事業者の皆様からのヒアリングを行った上で、9月を目途ですね、一旦施策パッケージを取りまとめたい。そういうふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。以上です。ありがとうございました。」

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