デジタル関連産業のグローバル化促進のための関係閣僚会議

 令和7年6月30日、林内閣官房長官は、総理大臣官邸で第1回デジタル関連産業のグローバル化促進のための関係閣僚会議を開催しました。
 

 会議では、デジタル関連産業のグローバル化促進に向けたデジタル分野の取組について議論が行われました。
 

 林官房長官は、冒頭の挨拶で、次のように述べました。
 

「本日は、第1回になりますが、この『デジタル関連産業のグローバル化促進のための関係閣僚会議』に御参加をいただきまして、ありがとうございました。
 近年、クラウド、それからAI(人工知能)など、デジタル技術、これが国内外を問わず、社会生活・経済により一層浸透しておりまして、基盤として発展をしております。今後とも、デジタル関連市場は世界的に拡大していく見込みであります。
 少し気になりますのが、日本が、世界的な市場や企業の動きから、やや取り残されているところがあるのではないかというふうに危惧をしております。
 我が国はこれまで、モノの輸出ということでは一定の存在感を発揮してきたわけですが、今後は、このデジタル技術を実装したサービスの担い手で同時にあるということも大事ではないかと、そういうギアチェンジが必要であると考えております。
 今日は、先進的な取組を行っておられる民間の3人の方にお越しをいただいておりますが、皆様方から、このグローバル展開の実態や課題、また政府・政策に対する期待等についてですね、忌憚(きたん)のない御意見を聞かせていただいたらというふうに思っております。
 今後は、秋をめどに、一旦、デジタル関連産業のグローバル化促進のための、この施策パッケージを取りまとめたいと考えております。それに向けて、コンテンツ分野の事業者等へのヒアリングも行っていきたいと考えております。
 各関係省庁におかれては、本日頂いた御意見も踏まえまして、戦略的に施策を検討していただき、具体化を進めていくように、お願い申し上げて、冒頭の御挨拶といたします。どうぞ、よろしくお願いいたします。」

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