賃金・雇用に関する視察in和歌山県

 令和7年3月15日(土)、矢田総理補佐官は和歌山県の加太漁業協同組合を訪問し、指導漁業者やその研修生、漁協職員の皆様と意見交換を行いました。
 加太地区は水産資源の豊富さから全国屈指の好漁場が形成されていますが、近年は海洋環境の変化、漁業者の高齢化や後継者不足などで、漁業者を取り巻く環境は極めて厳しい状況にあります。このこともあり、担い手確保対策として、漁家子弟以外の就業希望者を積極的に受け入れています。
 意見交換においては、指導漁業者の方から、加太の伝統漁法や指導内容、独立後の研修生のサポートなどについてお話しいただきました。
 研修生の中には異業種から漁業に挑戦された方もいらっしゃいました。皆様から、現状や独立後の展望などについて伺いました。
 意見交換において、参加者の皆様からいくつかの課題もいただきました。関係者と協議しながら、改善に向け尽力して参ります。