第10回女性の職業生活における活躍推進プロジェクトチーム」への参加

 矢田総理補佐官は、令和7年3月3日(月)、第10回女性の職業生活における活躍推進プロジェクトチームに座長として参加しました。

 今回のプロジェクトチームでは、冒頭、鳥取県の平井知事がオンラインで参加され、ご自身の経験も踏まえながら、若者・女性にも選ばれる鳥取県を目指す取組について説明されました。鳥取県では、全国初となる知事直轄の本部を設置し、アンコンシャス・バイアス解消を目指した県民運動や、職場・地域で女性が働きやすく暮らしやすい環境づくりを通じて、女性が定着する地域づくりを目指しています。
 その後、総務省から地方公共団体における男女間給与差異の分析の状況について説明がありました。また、各業所管省庁から男女間賃金格差解消に向けたアクションプランの策定状況について、厚生労働省から「男女間賃金差異分析ツール」の開発状況について、それぞれ報告がありました。

 矢田補佐官は、今回出席した省庁に対して、
・男女間給与差異の分析結果について情報提供を行うなどを通じて、各自治体における効果的な取組へ結びつくよう適切な助言等を行うこと
・男女間賃金格差解消に向けたアクションプランに具体的な取組が盛り込まれるよう、また早期の策定に向け、引き続き業界団体への支援を行うこと
・「男女間賃金差異分析ツール」や「男女間の賃金格差解消のためのガイドライン」などの各種ツール、「女性の活躍推進企業データベース」について、幅広く周知・利用促進を図るとともに、女性活躍の取組が推進されるよう働きかけること
について要請しました。

 次回は、本プロジェクトチームで行ってきた「産業」「地域」「教育」といった視点から得られた知見や成果について、「若者・女性にも選ばれる地域づくり」に資する取組へ還元していくべく、報告を行う予定です。

 (参考)「第10回女性の職業生活における活躍推進プロジェクトチーム」
  https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_53388.html