未来投資会議

令和元年9月19日
発言する安倍総理1 発言する安倍総理1
発言する安倍総理1
発言する安倍総理2 発言する安倍総理2
発言する安倍総理2

 令和元年9月19日、安倍総理は、総理大臣官邸で第30回未来投資会議を開催しました。

 会議では、今後の成長戦略の主な検討課題及びデジタル市場のルール整備の方向性について議論が行われました。

 総理は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました。

「本日は、次なる成長戦略に向けた議論をスタートさせました。初回である本日は、今後の審議の進め方、また何を議論すべきかということについて御意見を頂いたところであります。
 第一に、Society 5.0の実装です。将来をにらんだ足の長い研究開発投資が重要となる中、資金面、人材面で豊富なリソースを有する既存企業によるスタートアップなど、新たな分野への投資が実際に行われることが大切です。併せて中小企業生産性向上のため、取引関係の適正化を進めます。個々のやる気のある経営者を支援していきます。
 第二に、デジタル市場のルール整備です。新たにデジタル市場競争本部を設置し、そしてデジタル市場の専門家に入っていただき、議論を行うこととしました。本部長の官房長官を中心に、デジタル・プラットフォーマーとの取引透明化や個人情報保護の在り方などについて、年内に具体的な結論を得ていただきたいと思います。
 そして第三に、モビリティ分野や金融分野についての取組です。高齢運転者による交通事故についても、自動ブレーキの搭載など、Society 5.0の技術を利用して、年内に具体的解決の方向性を得られるよう、議論をしています。
 第四に、地域のインフラ維持と競争政策の検討です。地域における地方銀行や乗合バス機能の維持のため、年内に具体的な法制度を取りまとめます。成長戦略について、本年末までに中間報告を取りまとめ、来年夏までに、新たな実行計画を閣議決定したいと考えています。
 西村経済再生担当大臣を始め関係閣僚におかれては、早速具体的な検討を開始していただきたいと思います。」

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