韓国訪問についての会見

更新日:令和7年9月30日 総理の演説・記者会見など

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(「シャトル外交」の一環として、韓国を訪れ、李在明(イ・ジェミョン)大統領と首脳会談を行う予定だが、訪問のねらいと、日韓関係を次の政権にどう引き継ぐのか、また、李大統領と、どのような意見を交わされる予定か。)

 今般の訪問は、先月末、李在明大統領が御来日になりましたが、それに続きまして、両国首脳間の「シャトル外交」を実践するものでございます。
 向こう様が前回来日されたと、今度はこちらから行くということでありまして、また、大統領の御希望で、ソウルではない地方都市でやりたいという御希望でございますので、釜山という場所になりました。
 現下の戦略環境の中で、日韓関係、日韓米協力の重要性、これが一層増しておるものでありまして、今後も先日の首脳会談の成果の上に両国関係が前に進むよう、両政府間で意思疎通を続けていくことが重要であります。そのような観点から、今回の会談、今年は国交正常化60年でもございますので、今回の会談では、両政府間の協力、二国間関係の更なる進展、日韓両国が共通して直面する社会課題、これは人口がものすごく減るとか、首都一極集中でありますとか、いろんな問題がございます。日韓で共通した問題がたくさんございますので、そういう問題につきまして、大統領と腹蔵のない意見交換をしたいというふうに考えておるところであります。
 先ほど申し上げましたように、この「シャトル外交」、今日も飛行時間はわずか2時間程度でございますが、本当に日帰りが十分できるような、そういうような距離にもございます。こういうような「シャトル外交」というのを活発化して、頻度を上げて、両国の信頼関係というものを高めていくことは、今後の地域の平和と安定のために極めて重要でありますし、また、本当に両国が抱える共通の課題って、ものすごく多いものであります。そういうものについて、両国で話し合うことで、よりよい解が、より早く見つけられるということは、両国の今後のために非常に有益なものだと考えております。以上です。

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