日・ペルー共同記者発表

更新日:令和7年8月8日 総理の演説・記者会見など

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【石破総理冒頭発言】

 皆様、こんにちは。ブエナス・タルデス。
 明日予定されております大阪・関西万博ナショナルデーの機会に、ボルアルテ・ペルー大統領を日本にお迎えでき大変にうれしく存じております。
 日本とペルーとは、150年以上の友好関係を誇る、価値や原則を共有する戦略的パートナーであります。日本にとりまして、ペルーは中南米で最も長い外交関係を有する国であり、20万人以上の日系社会が存在するという深い絆(きずな)にも支えられております。
 本日、ボルアルテ大統領との間で、昨年11月の首脳会談で採択をしたロードマップに基づき、二国間関係を更に強化していくことで一致をいたしました。
 人的交流は、両国関係の強固な礎でありまして、その観点から、本日、観光分野での協力に関する覚書が署名されたことを通じまして、両国間の人的交流が今後より一層活発になることを期待いたしております。
 経済関係におきましても、日本企業による投資の促進、鉱物資源の供給大国であるペルーとの鉱物の安定供給に向けた協力の推進、防災や上水道などのインフラ整備、広範な分野において一層連携を強化していくことで一致をいたしました。
 日本とペルーは、太平洋を隔てた隣国同士でありまして、昨年11月に署名されました防衛当局間の覚書も踏まえ、自由で開かれたインド太平洋の実現に向け、防衛協力を更に促進をすることでも一致をいたしました。
 この後の昼食会におきましては、引き続きボルアルテ大統領との間で、率直な意見交換を行い、国際場裡(じょうり)におきまして一層の連携を強化することを確認したいと存じます。
 本日の会談の成果を踏まえ、引き続き、ボルアルテ大統領と共に日本・ペルー関係を一層発展をさせていきます。
 ありがとうございました。

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