大阪・関西万博「ジャパンデー」公式式典・公式催事における石破内閣総理大臣挨拶

更新日:令和7年7月3日 総理の演説・記者会見など

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 本日、皇嗣同妃両殿下の御臨席の下、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)における日本の日「ジャパンデー」が開催されるに当たって、政府を代表して一言御挨拶を申し上げます。
 4月13日に開幕して以来、この万博会場を訪れた来場者は1,000万人を超えました。大迫力の大屋根リングに抱かれ、斬新で創意工夫に満ちたパビリオンの数々を眺めながら、熱気あふれる催しが毎日のように繰り広げられております。ここ夢洲(ゆめしま)を包む万博らしい祝祭感。世界の人たちと一緒に何かをつくり上げているという一体感。未来から来た技術を体験するわくわく感。そして何よりも会場にあふれる無数の笑顔、これらを感じるとき私たちは「いのち輝く未来社会のデザイン」というテーマが、会場に足を踏み入れた多くの方々の命の確かな躍動と共鳴し、目の前で明確な形となっていることを実感しております。
 本日は、この万博に参加されている160を超える国・地域・国際機関の皆様と共に、開催国である日本をお祝いする日であります。
 本日、皆様と共有したいことは日本の伝統や文化だけではありません。この万博を通じて世界と共にある日本、一緒に未来を創っていく日本、そういう確かな姿が皆様の目には映っているはずであります。日本と共に歩む未来、その希望への道行きを共に考える一日になればと願っております。
 会期も間もなく前半が終了し折り返し地点となります。暑さが増してくる中、会期後半も引き続き招請国政府として安全に皆様をお迎えできますよう責任を果たしていくとともに、関係する全ての皆様へ改めまして厚く御礼を申し上げ、私の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。

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