与野党党首会談についての会見

更新日:令和7年6月12日 総理の演説・記者会見など

(先ほど行われた与野党の党首会談で、アメリカの関税措置をめぐる交渉について、どのような話をしたか。また、来週にはG7サミットも控えているが、アメリカのトランプ大統領との首脳会談の調整状況と、首脳会談でどのような合意を目指すのか)

 先ほど、与野党の党首で会談を行ったところであります。このようなアメリカの関税措置が講じられておるわけで、こういうような「国難」とも言うべき状況におきましては、政府・与党においてのみならず、野党の皆様も含めた超党派で検討・対応する必要があるという趣旨で、来週G7サミットもございます。トランプ大統領との会談ということも、可能性としてあるわけでございまして、その前に改めて、各党の御意見を承るという趣旨でございました。私から、現状において申し上げられる今の交渉の状況、また、我が国が交渉に臨む方針ということについてお話をし、各党から御意見を頂いたところでございます。各党がどういう御意見をお述べになったかは、それぞれの党の代表の方から聞いていただければ、より正確かというふうに思っております。
 5月29日に大統領と電話会談を行ったところでございますが、大統領からも、私からも、会って話ができることを楽しみにしているよということで認識を一致しておるところでございます。日米首脳会談について、何時ということが現時点において決まっているわけではございません。G7サミットで大統領に会う、それまでに一定の前進があれば、それはそれで良いんでありますが、日米双方によって利益となる合意を実現するということが重要なのであって、早期に合意することを優先するというあまり、日本の国益を損なうことはないということでございます。カナダの前の会談については、何ら決まっているものではございません。以上です。

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