日・グアテマラ共同記者発表
更新日:令和7年6月10日
総理の演説・記者会見など
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【石破総理冒頭発言】
皆様、こんばんは。ブエナス・ノチェス。
大阪・関西万博ナショナルデーの機会に、アレバロ・グアテマラ大統領御夫妻を日本にお迎えでき、大変うれしく思います。
日本とグアテマラは、90年の友好関係を誇ります、価値や原則を共有する重要なパートナーであります。国際社会が歴史の転換期に直面する今、グアテマラのような同志国との連携がかつてなく重要であります。
今回、共同声明を発出し、両国の関係を「戦略的パートナー」へと引き上げるとともに、「自由で開かれたインド太平洋」や東アジアを含む地域情勢、さらには国際場裡(じょうり)の諸課題における一層の連携強化に一致できたことをうれしく思います。
先ほどの会談では、このような同志国としての連携の強化、雇用創出にも資する日本企業の投資などの経済関係、貧困地域の社会・経済開発や帰還移民への支援など、広範な分野での関係を一層発展させていくことで一致をいたしました。
この後のワーキング・ディナーにおきましては、引き続き、(アレバロ)大統領との間で、地域情勢等についても率直な意見交換を行い、世界のどこにおいても、力や威圧による一方的な現状変更は許されないことを確認したいと存じます。
今後、「戦略的パートナー」として、多岐にわたる分野で、アレバロ大統領と共に手を携え、両国関係を一層深化させていくとともに、国際社会におきましても一層緊密に協力・連携していく考えであります。
グラシアス。ありがとうございました。