規制改革推進会議

更新日:令和7年10月3日 総理の一日

 令和7年10月3日、石破総理は、総理大臣官邸で第24回規制改革推進会議に出席しました。

 会議では、規制・制度改革の更なる発展・深化について議論が行われました。

 総理は、本日の議論を踏まえて、次のように述べました。

「私どもの内閣では、人口減少等による課題を乗り越え、地方創生2.0を実現し、『高付加価値創出型の成長型経済』に移行するため、地方創生、賃金向上・人手不足対応、投資大国、防災・減災の4本柱で規制改革に取り組んでまいりました。
 この一年で、規制改革実施計画をとりまとめ、農地集約や工場建設等に向けた、膨大な所有者不明土地の有効活用のための制度整備、ロボット農機の市場投入に先回りした公道走行制度化、山間部・離島などへの物資輸送のための、ドローンの多数同時運行の要件を定めたガイドラインの策定、災害時におけるキッチンカーの営業許可に関する解釈の明瞭化、といった具体的な成果を上げることができました。
 人工知能(AI)が経済活動や日々の生活にもたらす大きな可能性を十分にいかすと同時に、リスクを低減するため、医療や介護などでのAIの利活用、あるいはフィジカルAIについて、先回りした規制・制度改革を進める重要性が一層高まっております。
 本日、こうした重点とすべき課題について様々な貴重な御意見をいただきました。既に決定した規制改革事項の前倒し・深堀りも含め、議論を更に前に進めていただきたいと思います。
 これまで冨田議長を始め委員の皆様方には精力的に御議論をいただきました。多大なる御尽力に改めて心から厚く御礼申し上げます。誠にありがとうございました。
 規制改革が極めて重要な取組であることは今後も変わりはありません。その中心的な役割を担う、本会議の委員の皆様方におかれましては、引き続き、規制改革に関する様々な重要事項を議論していただきたいと存じます。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。」

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