持続可能な開発目標(SDGs)推進本部

更新日:令和7年6月10日 総理の一日

 令和7年6月10日、石破総理は、総理大臣官邸で第16回持続可能な開発目標(SDGs)推進本部を開催しました。

 会議では、SDGsに関する自発的国家レビュー(VNR)等について議論が行われました。

 総理は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました。

「本日、日本のSDGs達成に向けた進捗をまとめた第3回目となる『自発的国家レビュー(VNR)』報告書をSDGs推進本部として決定いたしました。国際社会は複合的危機に直面し、2030年までのSDGs達成は大きな困難に直面しております。こうした中『人間の安全保障』の理念の下、人間の尊厳が守られる世界を実現すべく、我が国を含む国際社会全体がSDGs達成に向けた努力を加速していく必要があります。
 今回の報告書では、少子高齢化、地方創生、防災といった社会課題への取組を紹介しつつ、『課題先進国』として、社会課題の解決を成長のエンジンに転換させ、持続可能な経済社会システムを構築する決意を示しています。日本は、ぶれることなくSDGs達成に向けた取組を進めます。
 開催中の大阪・関西万博は、SDGsやウェルビーイングが実現された世界を考えるヒントを得る絶好の機会です。2年後には『GREEN X EXPO 2027(2027 年国際園芸博覧会)』も控えております。こうした国際行事を契機として、世界の人々の英知を結集し、SDGs達成に向けて国際社会との連携を強化してまいります。
 関係閣僚におかれましては、今回の自発的国家レビュー報告書に取りまとめた取組や課題を踏まえ、あらゆる関係者との協力を深めながら、誰一人取り残さない社会の実現に向けた取組を一層加速していくよう、よろしくお願いをいたします。以上でございます。」

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